どさんこ~
北海道の人々をテレビなどで紹介するときにどのように紹介するかご存知でしょうか。
答えは道産子です。
これは北海道ツアーで行った際に、添乗員さんから聞いたのですが、面白い話だったので、書いておきます。
北海道生まれの人のことを、よく「道産子」とよびますが、「道産子」というのは、かって道南でニシン漁が盛んだったころ、ニシン運びのために東北地方からつれてこられた馬のことだったのです。
「道産子」は、目本古来の小型馬の特徴をよく残し、寒さや粗食に耐えて、北海道の開拓に大きな役割をはたしましたが、大正ごろからは急激に減って、ごく少数しか残っていません。
現在の北海道を代表する馬は、乗馬や競馬用のサラブレッドやアラブ種で、その90パーセントが同高地方に集中しています。
日高山脈の南西麓にあたるこの地方は、冬も積雪が比較的少なく、広い火山灰地がつづいて、牧場をつくるのに適したところです。
このため、明治5年頃、開拓使によって新冠牧揚が設けられて以来、ヒグマやオオカミとたたかいながら、ねっしんに馬の改良が行われてきました。
明治40年に開かれた日高種畜場のある浦河をはじめ、静内・門別などの牧場からは、全国の約半数にあたる競走馬が出されています。
北海道出身の人を道産子と呼ぶのは馬がルーツだということを理解しておくと、北海道で乗馬体験などをする場合、良い薀蓄を披露できるでしょう。