群落の集団と植生帯
そのような群落分類法で神奈川県の植物群落を見ると・・・
群集(種属分類の種に相当する)の大きさで約200位、最も大きな群落単位の群綱(綱に相当)にして、約30ほどがあると見積もられます。
しかし、日常目にするような植物群落でもどのように分類すべきか、まだ研究が充分にできていないものもあります。
なので、神奈川県の植物群落の一覧表をつくるにはもう少し時間がかかりそうですね。
植物の種が、環境の好みを同じくする他の種と群れて群落をつくっているように、植物の群落もそれぞれ独立して存在するわけではありません。
砂浜のコウボウムギの群落の隣にはハマゴウの低木の群落、またその隣りにはクロマツの林・・・。
といった具合に、いつも隣りあって存在する群落の系列あるいは群落の集団といったものがあります。
特にそれがはっきりとしているのは、海岸から内陸へ、深い池や沼の中心から岸へ、あるいは人や車に強く踏まれる道の中央から踏まれることの少ない道ばたへ・・・
といった、環境の変化にともなう群落の変化です。